慢性前立腺炎
慢性前立腺炎は30代~40代に多く、前立腺炎同様に排尿痛、会陰部や太もも内側の違和感・痛み、頻尿を自覚される症状です。特効薬はなく精神的にも辛い症状が長く続く方もみえます。これといった原因も薬もないからこそどうしたらいいかわからない不安や心配も重なりそれがさらに症状を増悪、悪化させているように思います。
細菌感染が原因の急性前立腺炎から移行するタイプ、細菌感染が確認できない非細菌性タイプ、細菌感染がなく炎症反応もないが自覚症状はある非炎症性タイプなどがあり、慢性非細菌性前立腺炎や慢性骨盤痛症候群などとよばれています。
泌尿器科を受診されている方がほとんどでセルニルトンやα1ブロッカー系の薬を飲まれていると多くの方から伺っております。ここではお伝えできかねますがある薬で緩和した話しもあります。慢性前立腺炎に詳しい医師も数少ないようでその中でも詳しい医師にたどり着いてクリニック受診されている方もみえます。
症状が出始めの頃は違和感や痛みがひどすぎて仕事に集中できない、夜も寝られないなど精神的にも追い込まれるそう。睡眠薬や抗うつ薬を飲まれて何とか対処されている方もいるようです。1年2年と経過するにつれて慣れてくることもあり、一時症状をあまり感じない時期や症状が再び現れるなど波があることで、治らないまま10年以上経過されて当院に来院される方もおられます。経過年数が長い程治療期間もかかるため、ご来院をお考えの方はある程度の通院をご理解の上ご予約いただきますようお願い申し上げます。ひとつ言えることは当院の実施する鍼治療で慢性前立腺炎の苦痛から解放された方が大勢いるということです。一度お試し下さい。
慢性前立腺炎に対する当院の考え
原因は様々あると思いますが、当院では3つの仮説をたてまして
- 座りっぱなしによる血流の滞り
- 腰から足にかけての筋肉が硬い
- 自律神経の乱れ
これらの改善が必要なのではないかと考えております。
慢性前立腺炎の治療法
まずはマッサージや軽い鍼灸施術で全身の筋緊張を緩めるように実施。特に脚の筋肉が硬い方が多いので脚のほぐしは念入りに行います。これだけでも症状が緩和する方もいるので通院して頂き経過をみます。
手技とともに実施する鍼治療としては、臀部から鍼を刺入し陰部神経付近への鍼治療、下腹部への鍼治療を実施します。難治性の症状には特別な鍼治療も実施致します。ご紹介したこれらの刺激により鍼治療独特の「響き」というドーンとしたツボにハマったような効く感じが肛門付近や会陰付近に感じることと思います。鍼治療ではこの響きがポイントになります。あくまで患者様のご要望で治療を進めており、こちらの独断で鍼治療を実施することはないのでご安心ください。






