自律神経失調症
自律神経系の症状では、病院で検査しても異常が見つからず、ただただ自覚症状だけが長く続いていると思いますが病気ではないのです。自律神経失調症はあくまで「診断名」で不定愁訴とも呼ばれます。
医学書等では、もともとなりやすい体質の方、性格的な要素が結びついてなるもの、ストレス等により心理的な要素が結びついているもの、などの原因があると記されてますが経験上特定することは難しいです。あなたは今、どのような症状で苦しんでおられますか?
めまい、ふわふわ感、肩首のこり、喉のつかえ、疲れ目、目の渇き、頭痛、頭重感、息切れ、息苦しさ、動悸、血圧の変動、頻尿、かゆみ、各所の痛み、多汗、冷え、のぼせ、疲れやすい、だるい、便秘下痢、吐き気、胃の不快、過食、軽度の拒食、乗り物に乗れない、そわそわする、頭がもっていかれる感、不安感、恐怖感、人が苦手になった、やる気がでない、朝起きられない、急に不調が襲ってくる
私が診察したいくつかの症状を記しましたが、これは一部で人により他にもさまざまなものがあります。
自律神経は自分でコントロールできません。心臓は寝てても動いてますよね、食べたら自動的に胃腸が動いてくれてますよね。人の体は常に自律神経の関わりが強いことになります。自律神経の司令塔は脳にあります。その部分で何らかの調節不良が起こると自律神経が乱れると考えられます。ではどうすればいいのか??ということです。
あなたは今、体の調子が悪く辛いと思います。では調子が悪くなる前にこのようなことが続いていませんでしたか?心当たりはありませんか?
- いつもネガティブでグチ、不満、文句、イライラが多い
- どうしても断りづらく無理をしちゃう(ついつい頑張っちゃう)
- 完璧主義でいい意味の適当ができない
- オン(仕事)とオフ(お休み)の切り替えが苦手
- 聞く耳を持たず我が強い
- 他人と自分をついつい比べてしまう
- 過去のことを引きずってしまう
- 小さい頃から悩み事が常にある
- 栄養バランスなど気にせず食事を簡単に済ませていた
- 夜型人間で睡眠不足が続いていた
- 口数が少なくいつも聞き役になってしまう
など挙げてみましたがいくつか該当しましたか?
これらの心の問題がじわじわと体をむしばんで不調がでてくることが多いのです。
交感神経優位型の方は緊張傾向でいつも心拍数が早く手足が汗でしっとりしていることが多い傾向。
副交感神経優位型の方は常にだるく眠く、行動することが面倒又は遅い傾向。
両神経の優位型・両神経の劣位型等いくつかのパターンがございます、
当院ではそれらを判断し、心と体の両面を診ることにより症状改善のサポートをさせて頂きます。